2007年(平成19年度)から2019年までの12年間
我々の事業の一つ、
「土浦市中心市街地基礎指標調査研究事業」がありました。
・・・ちょっと待て、ちょっと待て、お兄さん♪
「基礎指標調査研究事業」って、なんですの?
という方のために、まず
「基礎指標調査研究事業」を説明いたします。
土浦市の中心市街地は、多くの人々が集い、交流する場として発展してきました。
ここでは、多くの個人や団体が、まちの活性化にかかわっています。
まちの活性化をさらに実りのあるものとしていくためには、
様々な個人や団体が行う個々の活動に共通の方向性を持たせることが重要です。
また、活性化により多くの人々のかかわりを持たせるためには、
わかりやすく活性化とは何かを理解してもらうことが必要です。
そのために「NPO法人まちづくり活性化土浦」では、
まちなかで活動する個人や団体間での交流や情報交換を活発にし、
まちの活性化をもっと効果的に推進するため、
地域通貨の発行や茶話会その他、様々な事業を進めてきました。
こうした状況を踏まえて、中心市街地活性化のための
各種統計情報(歩行者通行料・空き店舗数・居住者人口・
観光関連施設利用者数)等を整理し、共通の方向を持つための指標づくりこそが
「基礎指標調査研究事業」なのです。
さて、だからどうした?となるわけですが、
我々が行ってきたこの調査事業の成果データを引用(反映)したものが
なんと、なんと、
全国の高校の教科書に掲載されることとなったのです。
どうだ!(ドヤ顔)
高校社会科の「持続可能な地域づくりとわたしたち」の章です。
例えば、研究のひとつ「歩行者通行料調査」では、毎年毎年、
同時期の平日・休日の朝から夜まで13地点の歩行者通行料をカウントします。
準備期間と調査結果の集計からまとめまで、正味3〜4ヵ月は
職員全員、命を懸けて全力投球の毎日だったのです。
正直「だりー、やってらんねー
」と、思ったこともありました(えへへ)

が、しかし!!
今回の快挙(笑)には、驚きと喜びと愛しさと切なさで、万感の思いなのです

ある意味「事業が実を結んだ」ことに
NPO団体に関わるすべての者が歓喜した瞬間でした。
全国の高校生諸君

社会科の授業で「持続可能な地域づくりとわたしたち」の単元をお勉強するときには
知ってても知らなくても、興味あっても無くても
茨城県(いばらき)の「土浦市」という素敵なこのまちに
思いを馳せていただけたらと、心から願うばかりでございます。
我々も
改めて、高校生のようなフレッシュな気持ちで
「持続可能な地域づくり」に努力&邁進していきたいと思います。
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